水戸の美龍堂 からだ研究所の巴です。

 

先日いかこんを受けてくださったお客様が、「初めてのことでおもしろかった」と言ってくださいました。

いかこんは、怒りと向き合うワークです。

イライラなどは日常において負のイメージが強いので、向き合う事に違和感を覚える方も多いでしょう。

そもそも喜怒哀楽の「怒」はなんのためにある感情なのでしょうか?

その理由について少し考えてみましょう。

なぜイライラするの?

怒るって、イラストで表すとだいたいこういう表情になると思います。

眉が釣り上がって、口はへの字になって・・・

すべて外側に向かってますよね。

 

そう、怒という感情は外に向かうもの。

外に向かい、自分を守ってくれています。

では、守りたいものというのは何でしょうか?

自己防衛

怒るという自分のエネルギーを使ってまで守りたいもの。

それは、自分の芯となる自尊心。自己肯定感。

自分であるための核となる部分ですが、これを壊されると自分が立てなくなってしまいます。

ここを土足で入られるように感じたり、大事にされていないと思えたり阻害されるという恐怖心、不安からの防衛本能が原因で、怒りは起こるのです。

それが継続されることで、常に気が高ぶり苛立ちイライラします。

怒る子供

こどもはそういった感情は、小さければ小さいほどストレートに表現します。

こうしたい!これはやだ! そうやって自分の好きを伝えているのです。

繰り返すシーン

例えば、会社など職場で起こる一方的な罵倒。

部下が怒られている、同僚が怒られている場面が嫌でそういう環境にある今の職場に行くと常にイライラしてしまう。

ちょっとしたことでも過敏に反応してしまう。

仕事だからと割り切りたくとも、それができなくて余計にモヤモヤしてストレスを抱えてしまう。

そういった場合、じっくり話をしてみると、「小さいとき親に一方的に否定されていた自分を思い出してしまう」という言葉がでてくることがあります。

怒る女性

あるいは、学校でそういった問題を抱えた経験がある、というかたもいるでしょう。

母親とのかかわり、家族との関係、初めての社会である学校での人間関係が大人になって反映されてしまうことって結構あります。

 

自分がどんなときにイライラするのか?

「嫌だ!」

そう思ったときは一度意識を閉じて、一歩引いてみてください。

対処法として、目をつぶったりイヤホンをするでもいいです。

香りも脳のリフレッシュになるので、アロマを嗅いだり新鮮な空気を吸ったり深呼吸をしたり、可能であれば別の空間に移動するというのもいいですね。

今の状況、環境を一度切り替える手段と習慣をクセづけてみてください。

「あっ、イライラしてる」と思ったらスッと力を抜くことがクセづいていると、相手にのまれたり感情が 引っ張られたりといったことが少なくなります。

そうしてフラットにすることで高ぶっていた気持ちが落ち着き、イライラが解消していくこともあります。

また、怒りは6秒待つと衝動性をコントロールできると言われています。

カッとなって反射的な行動を取る前に、6つ数を数えてみてください。

 

そして、どんなときにイライラしたのかを書き留めておいて事実と主観を切り離す訓練をしてみましょう。

嫌だな、と思ったのは自分の主観です。

自分のイライラするパターンに気づくこと、それだけでも疲れは軽減します。

怒りって、相手に向けるものですが自分も傷つけてしまうときがあります。

怒りの感情は肝を弱らせ、睡眠不足や体の不調を引き起こしてしまいます。

 

健康な状態を維持するためにはリラックスが必要です。

体の力を緩めるための術をいくつか用意していおくと生きやすくなりますよ。

人はエネルギーを持っている

人は、陰陽五行でいうと「腎」で生まれながらに持つエネルギーの量が決まっています。

成長するにしたがって後天的についてくる力もありますが、人はそこが枯渇すると手っ取り早く人から奪おうとします。

脅かす人

分かりやすいのは、強迫者になって力で抑え込んで自分の思い通りにしてしまうこと。

言葉だったり、力だったり、自分が優位に立つことで力を維持している。

 

でもそれって相手がいないとできないんですね。

一人でいられない。

本当は誰よりも人に助けてほしいのに、一人が嫌なのに。

うまく隣に立てなくて、上に立ってしまうから余計に孤独感を味わってしまうという悪循環に陥っています。

イライラは悪ではない

イライラは、抑えなくていいのです。

見たくないものに蓋をするように、抑え込んでしまうと必ずどこかにほころびが来ます。

抑えなくていい、外に出していい感情です。

怒がないと自分が保てないのですから。

だきしめる

ただし、その時に大事にしてほしいことは

「自分を傷つけない
 他人を傷つけない
 物を傷つけない」

ということ。

 

怒りは誰かを傷つけるものではありません。

自分を守るものです。

自分が何を大事にしているのか、どんな風に大事にしてほしいのか。

それを伝える努力を工夫してみてください。

 

同じ事柄でも、受け取り方は本当に人それぞれです。

自分の受け取り方を変えるだけで、見えていた世界がガラッと変わることもあります。

そのために、パターンにはまらないでいろんな見方ができるように、自分の枠を広げておくと結果的に自分も楽になるのです。

そういう視点の気づきも、いかこんでお話しいたします。

もし、資質の部分から紐解いてみたいという方はマヤ暦や陰陽五行、宿曜などからそのヒントを得ることができます。

>>絶対反対KINの人に会ってしまった時

また、子育て期においてはイライラしないようにというのは難しいもの。

そのときに、怒らないようにという制限をつけるのは自分を追い詰めることに繋がる場合があるので極力気持ちも話せる場所を作るといいですね。

 

あなたは誰のものでもなく、あなたのもの。

自分の軸を持ちましょう。