さすらいの解凍系施術士 美龍堂するめオーナー巴です。
前回、傾聴カフェに参加してきた記事を書きました。
今回はそこから更にステップアップ。
学んだことをどう活かしていくのかについて書いていきます。
福祉の場で傾聴を使う
先の記事で書いたように、傾聴を使うと相手に安心感を与えます。
安心感があると、人は相手を信頼しスムーズな信頼関係を築くことが出来ます。
傾聴は福祉関係の、ヘルパーやサポーターに求められるスキルと言ってもいいでしょう。
今、傾聴が求められている
介護の現場では人が足りず、じっくり一人ひとりと向き合える時間は案外少ないかもしれません。
分毎に変化する患者さまの体調、限られた時間の中で雑用と介助とをこなしながら、一人ひとりに声掛けをしていく気配り、目配り。
自分の体一つではやりきれないほど、心も体も全て使うお仕事だと思います。
今は生活などの介助の他に「傾聴ボランティア」と呼ばれる方の派遣も増えてきているのだそうです。
傾聴ボランティアとは、話相手になることがメインのお仕事。
私も先日の傾聴カフェで体感したのですが、心がすっと軽くなるだけで不思議と体も軽く感じるんですよね。
何か不安ごとを抱えていたり、体に不調があったりすると余計に心細くなるので、家族や親戚同士の繋がりも薄くなりつつある今だからこそ、そういった存在って貴重なのかもしれません。
苦手意識を変える事ができる
カウンセリングと違い、傾聴は特別な訓練を受けなくても少し意識して練習するだけで出来るようになります。
相手の話を受け止め、受け入れる。
気持ちが寄り添いすぎたり(過剰になると同情になる)こちらが勝手に良い悪いとジャッジをしたり、自分の意見を押し付けたりするのは傾聴になりません。
高齢になると会話が遠くなったり何度も同じ話を繰り返したりする場合もあります。
そんな場合でも穏やかに、話を受け止める。
身内だと難しいときもあるかもしれませんが、毎回出来なくてもいいんです。
そういう気持ちをもって練習することで、段々コツを掴んできます。
その姿勢が相手に伝われば、「この人は聞いてくれる人だ」という安心感から信頼関係が生まれ、お互いにスムーズに意志の疎通ができるようになります。
聞かれてないな、と思ってしまうと話すのを躊躇してしまいます。
そうすると段々苦手意識が生まれてしまい、態度もよそよそしくなりがち。
もし会社のチームでそんな人間関係になってしまったとしたらどうなるでしょう?
それが、もし夫だとしたら夫婦関係は?
子供だったとしたら親子関係は?
まずは身近な人で練習してみる
友人、仕事先のメンバーなど、もうちょっと親しくなりたいなという方を相手に、傾聴を練習してみるのも良いと思います。
特に子供相手だと、今までしてこなかった話がでてきたり態度がわかりやすく変化するのでもしお子様がいる方は「傾聴」を意識してお話を聞いてみてください。
水戸で傾聴を練習するなら「傾聴cafe」へ!
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主催者のブログ:https://ameblo.jp/takabosam