語り集め pickup 徳川光圀はどうして水戸の黄門様と言われたのか 水戸といえば、言わずもがな。 テレビを始め、今でも愛される人物ですがどんな人生を歩んだ人だったのか、あらためて書いていきたいと思います。 二代目水戸藩主、徳川光圀 前に書いた水戸初代藩主徳川頼房の三男として、1628年に誕生しました。 水戸城下の家臣・三木之次の屋敷にて生を受けた経緯として、父の頼房の乳母「岡崎」が5歳...
語り集め pickup 吉田松陰は一体どんな人物だったのか?名言に隠された人生 吉田松陰といえば、「松下村塾」を開校した人物。 卒業生には伊藤博文はじめ総理大臣二名、国務大臣七名、大学の創設者二名という、後の日本のキーマンとなるエリートを輩出しています。 これは水戸の弘道館とどこかリンクするところがありますが、決定的な違いはその卒業生が明治以降も存命し今日の政治の基礎を作ったということです。 吉田...
神社参拝 堀出神社がほしいも神社で人気? 2019年11月23日、ひたちなか市の堀出神社に「ほしいも神社」が創建。 一体どんなところなんだろう?ということで、行ってきました。 堀出神社のなりたち 干し芋神社は、酒列磯前神社から車で3分。 走っていると見過ごしてしまいそうですが、細い道の途中に鳥居が見えてきます。 堀出神社。とありました。 ほしいも・・・?と思い...
神社参拝 磯前神社は高台から海を見守る街の守り神 茨城県はひたちなか市に、ここに参拝すると宝くじが当たるという神社があります。 その噂を聞きつけてたくさんの宝くじ購入者が訪れるという人気のスポットですが、今回は、この神社の成り立ちについて書いていこうと思います。 磯前神社の椿並木 磯前神社は酒列磯前神社(さかつらいそさきじんじゃ)と、近くに大洗磯前神社(茨城県東茨城郡...
語り集め pickup 佐竹義重の鬼義重と呼ばれた人生について 私は出身が秋田県なのですが、今現在茨城に住んでいます。 「出身はどこですか?」と言われて「秋田です」というと必ず言われるのが「秋田美人」そして「佐竹が美人を連れて行った」という話です。 佐竹義重が将軍となった経緯 天文十六年(1547年)2月16日、佐竹義重は第17代当主である佐竹義昭の子として誕生しました。 母は岩城...
語り集め pickup 徳川斉昭が烈公と呼ばれたわけ 江戸幕府最後の将軍、徳川慶喜の父である徳川斉昭(なりあき)。 水戸八幡宮は徳川斉昭のお休み処としても重宝されました。 烈公と言われた斉昭公は、一体どんな人生を送ったのでしょうか。 第9代将軍としての斉昭公 水戸徳川の象徴である水戸東照宮を創建した初代水戸藩藩主の徳川頼房。 斉昭公は、第9大将軍にあたります。 寛政十二年...
神社参拝 茨城と栃木の県境に鎮座する鷲子山上神社 ちょうど、県境に位置するちょっと変わった神社があるということで先日参拝してきました。 その名も、鷲子山上神社。 鷲子山上神社の由来 別名「フクロウ神社」と言われるここは、茨城県と栃木県どちらからも入れるようになっていますが、栃木県川の道路は細く車のすれ違いが難しいため、こちらは出口優先となっています。 茨城県側から、山...
神社参拝 水戸の東照宮は徳川家の象徴 水戸駅から徒歩10分程、水戸の東照宮と呼ばれる神社があります。 宮下銀座という商店街が見える手前、大きな赤い鳥居があるのですが、ここが東照宮の入り口になります。 もともとこの近辺は松が生い茂る「霊松山」という景勝地だったそうで、東照宮が創建された後に元禄十二年(1699年)第二代藩主光圀公によって常葉山とあらためられま...
語り集め 毛利藤四郎が小さい子を好きなのはなぜ? わくわくした瞳で先を見据える。 「おぉ……!小さい子ですかね?これ」 うっとり愛おしそうに刀剣をみて微笑む彼自身のみてくれは、その「かわいい」と呼ぶ対象と同じ年なのではないか?と思えるほど幼く見える。 彼がそこまで小さい子を愛でるのに、一体どんな歴史があったのだろうか。 毛利藤四郎の考察について 毛利藤四郎(もうりとう...
語り集め 歴史で紐解く小夜左文字 人を射抜く鋭い瞳が私を見つめる。 すべてを否定するような冷ややかな青い瞳 「あなたは・・・誰かに復讐を望むのか?」と問いかける声はまだ幼い。 小夜左文字の考察 小夜左文字は鎌倉時代の越前国、今の福岡県の名刀左文字により作成された短刀。 銘字を表は中央に「佐」、裏は「筑州住」と切っている。 左文字一派と言われるようになっ...