水戸の美龍堂 からだ研究所の巴です。
聞くところによると、最近どうやらマヤ暦が人気のようで、どういう使い方がオススメか聞かれることが増えましたので改めて書いていきたいと思います。
マヤの紋章を使っての占いの本や子育て本などもでているので相性占いのたぐいだと思われがちですが、中南米のほうでは暦になるくらい生活に根付き、宇宙ともつながっていたという不思議なマヤ暦。
少しずつ紐解いていきますので興味を持った方は是非最後までお付き合いください。
マヤ暦はただの相性占いではない
マヤ暦は、かつて中南米に栄えたマヤ文明で使われていた暦です。
石版が今でも残っていて、日本に入ってきた際に見やすくしたものがこちらの一覧。
ツォルキン表と言われるものです。
赤い龍、などの20の刻印が使われていて、全てこの地球に存在するものが象徴されています。
そして宇宙のリズムにのるための13の音。
人は、このマヤの20の刻印の中から「太陽の紋章」と「WS(ウェブスペル)」という役割を持って生まれてきます。
※太陽の紋章とWSが同じ刻印の方もいます。
自然分娩でも、帝王切開でも変わらず、人は生まれるときに自分のバースデーkinを選んで生まれてくるのだと言われています。
そして、そのエネルギーによって活かされ、銀河の流れに乗って成長していきます。
ですので、自分のマヤ暦を見るときは誕生日で診断し、KINナンバーを探していきます。
生年月日が同じだと結果も同じなの?と聞かれることもありますが、基本的に結果は同じでも出てくる性質は人それぞれなので、通り一遍ではありません。
私の鑑定の場合、その方と対面でお会いして裏づけを取りながら修正していきますので、全く同じという方はいません。
マヤ暦って相性占いなの?
太陽の紋章は顕在意識として表に出やすく、分かりやすいもの。
WSは潜在意識なので、無意識下にあります。
人の脳はおよそ70%は使われず無意識状態にあるのですが、この潜在意識をうまく使うことで進化のスピードが早くなるのです。
潜在意識は人によってはなかなか見えづらい部分なのですが、今の表に出ている行動の大元となっているところ。
「この行動はここから来ているのか!」とハッと気づくカイノス時間という概念があるのがマヤのおもしろいところで、この気付きが多いほど魂が学び成長していくといわれています。
この気付きが宇宙とのシンクロを呼び、人と宇宙が繋がっていくのです。
よく聞かれるのは、マヤ暦は相性占いなの?という質問ですが、それは捉え方によってどちらにも取れます。
ただ、紋章同士ではサポートしたり刺激し合ったり、様々な関係性や方法があるので相性占いとして使いやすいツールであることは確かです。
とくに恋愛関係においては恋人と結ばれたい、とか仕事相手と上手に距離を取りたい、という願望があるので、そういった時に人を知る1つの指針としてマヤ暦は学びの智慧を授けてくれるので得るものは大きいのかなと思います。
あらゆる占星術の中でも、コミュニケーション術の一つとして非常に参考になるのがマヤ暦ナノではないかと思っています。
マヤ暦の面白いところは、周りとの関係性は全て学びであるという点です。
単純な善悪ではなく、お互いに活かし合うという関係性こそが大事であるとされています。
生年月日でわかること
マヤ暦は生年月日からKINを調べます。
そのKINをもとに太陽の紋章とWSを算出して資質を見ていくのですが、他の占いと大きく違うのはマヤには「良い悪い」という概念がないことです。
例えば、マヤにはいくつかの相関関係がありますが、1つに太陽の紋章とWSとどちらも自分と反対のKINをもつ「絶対反対KIN」と呼ばれる関係性があります。
名前だけで見ると相性が悪いのかなと思ってしまいますがそうではありません。
逆に、マヤ暦で見た時に類似の関係性があるからと言って相性が良いというわけでもありません。
お互い居心地が良かったり、無意識に同じ行動をとっていたりとシンクロが起きやすいのですが、それぞれ音が違うように波長の合う合わないがあります。
また、神秘キンの関係があったとしても喧嘩が多いわけでもなく、同じ紋章を持っている人だとしてもお互いの進化するスピードは人それぞれ違います。
例えばマヤ暦で見たときに関係性がない相手でも、相手の両親や友人が自分にとって関係のある紋章を持っていたりします。
結婚相手を選ぶ時はマヤ暦の相性だけで判断しない
これから一生を共にする結婚相手を選ぶ時、運命の人を選ぶ時にどこを見て決めますか?
恋愛関係がうまく行ってきた時、自然と結婚を意識しますが最終的に決め手になるのは男女ともに少し違うそうですが、
・女性が男性に求める決め手として職業、将来性、相性
・男性が女性に求める決め手として価値観、性格、趣味
なのだそうです。
そして最近の傾向としては、恋愛関係になる前に、まず相手が気になったら事前に占うことで相性結果が予測でき、より良い人と付き合う。という調査結果があるそうです。
失敗したくない、傷つきたくないという思いがあるのでしょうか。
単なる相性で決めないこと
マヤ暦はじめ、占いで相性がよかったら恋人との恋愛も上手くいくのではないか?と思いますよね。
確かに、統計学的にはもともと持っている気質との相性においてはうまくいく確率は高いかもしれませんが、大事なのはそこではありません。
誰にも得意不得意があって、良いときもあれば悪いときもあります。
そこをどうやって二人でクリアしていくのかが楽しさでもあり苦しさなのではないでしょうか?
毎日アップダウンするその波を一緒に励ましあって超えていけるのか。
占うだけでなく、相性うんぬんではなく、そこが一番のポイントなのではないでしょうか。
結婚式の誓いの言葉には、
「病めるときも健やかなるときも 富めるときも貧しきときも」
というフレーズがありますよね。
いいときばかりでなく、落ち込んだ時やうまくいかないときにこそ一緒にいられる人が結婚相手だと思うのです。
命が尽きる時に「ありがとう」と感謝出来る人生を生きられるように、並走して、時には励まし反発しあいながらもお互いを高めあっていける運命の人。
そんな人がそばに居てくれたら、人生はさらに豊かになっていくのでしょう。
人と関わり在り方を学ぶ
マヤ暦は普通の相性占いと違い、相手からどんな学びがあるのかを事前に予測することが出来ます。
なにかが起こった時、どうしても自分のフィルターを通して判断してしまいますが、主観を一度外して真実を見るということは非常に大切です。
相手がどうしてその行動をとったのか?何を考えていたのか?は相手にしかわかりません。
自分と意見がすれ違うなら、私はこう思った、こう感じたという事を伝えていいと思いますし、そうやってお互い理解して育てていくのがパートナーだと思います。
結婚してからもうまくいくかどうかや恋愛がうまくいくかなど占いの相性だけではなく、どれだけお互い思いやりを持てるのかが重要なのです。
普段は喧嘩をしていても、いざという時頼れたり、自分が見えていないことを指摘してくれたりする結婚相手もいます。
自分と同じところが見えていることが最善とは限りません。
意外にも、見えないところを見てくれている存在は貴重です。
小さい時は両親が後ろから見守っていてくれましたが、大人になるとそういった存在も少なくなります。
マヤ暦でみたときに「あの人とは関係性がないから自分には関係ないんだ。相性が悪いんだな」と思わず、出会った縁を大切にしていきましょう。
運勢などについては無料でも鑑定できるサイトなどもありますし、気になる方は私にご連絡いただければ簡単なものであればご返答できますのでお気軽にお問い合わせください。