水戸の美龍堂 からだ研究所の巴です。

 

12月から2月にかけて、冬の時期に起こる肌荒れ。

風が冷たくなってくると特に、乾燥肌に傾きます。

あわせてかゆみなどの肌荒れに悩むことも増えると思いますが、お肌と体はつながっているので体だけ冷え対策をしていても、肌までは行き届きません。

冬の肌荒れの原因

日本は四季があるので、気候の変化に合わせてのスキンケアが重要になってきます。

体のコリもそうですが、症状が同じだからといって原因が同じとは限りません。

その方の生活スタイル、環境などにより変化します。

まずは大まかな冬の肌荒れの原因となるダメージを知りましょう。

紫外線ダメージ

特に太平洋の南側に関してですが、シミやシワの原因になる紫外線ダメージは非常に多いです。

日照時間が長いということは紫外線にあたる時間が長く、肌内部のメラニンの量が増えます。

紫外線を浴びると、肌は「メラノサイト」というところが活発になりメラニンという物質を生み出します。

このメラニンが、シミのもとになるのです。

これは肌内部にも影響を与え、ハリや弾力を失う要因にもなります。

メラノサイトのしくみ

この紫外線によるダメージは夏も注意が必要です。

日焼けはこの紫外線による炎症で赤くなる場合と、メラニン色素が沈着するものとあります。

冷えのダメージ

特に冬に多い一番の肌荒れの原因が冷えです。

冬は、肌の暖かさの元である毛細血管の働きが鈍くなる傾向にあります。

皮膚の温度が30度以下になると肌は冷えによりバリア機能が40%も低下します。

バリア機能が低下するということは、刺激に弱くなるということ。

 

家でいうとバリアというのは屋根の部分。

屋根が家に対して小さかったり、穴が空いていたりするとそこから雨や風が吹き込んできますよね。

それがお肌では角質と呼ばれるところになりますが、それがおきると洗剤やアルコールなどの特定の物質に敏感になったり、こするなどの物理的刺激に弱くなったりします。

アレルギーなどもともとの体質的な敏感肌の方もいますが、環境などで一時的に敏感になっている肌荒れの場合、肌表面の角層の保護力をあげることでケアできるのです。

汚れのダメージ

最近の肌悩みに、マイクロダストなどによる空気中の汚れが原因で肌がゆらぎやすいというデータがあります。

ゆらぎというのはニキビが出たり敏感肌になったりかゆみがでたりと言うことが起こりやすくなった状態のこと。

PM2.5やオゾン層の破壊による紫外線増加、排気ガスの増加だったりと環境もかなり変化していますよね。

しっかりお手入れしていても、毎日外気などに含まれるマイクロダストが表皮の細胞を鈍化させ角層を悪化させるということが解明されています。

特に外で仕事をされるかたは冷えも重なり敏感に傾きやすくなりますので注意が必要ですね。

乾燥ダメージ

特に秋から冬にかけては、からっかぜと言われる乾燥型の風が吹きます。

風が当たり続けるとなんと4度も肌温度が下がるというデータがあります。

風にあたって1分後には下がりだすそうなので、通勤やちょっとお出かけするから〜と油断すると意外にダメージは多いのです。

この風により湿度が下がり肌の水分が失われ、乾燥により潤いが減少すると、いわゆる小じわのリスクが増えてしまいます。

乾燥による水分不足

肌だけでなく粘膜も乾燥しやすいので、目の乾燥や疲れ目に悩む方も増えるのがこの冬の乾燥なのです。

また、加齢により油分や水分が不足してしまいがちなので季節だけでなく年齢に合わせてのケアも必要になってきます。

漢方薬膳からみる冬のからだ

先にあげた肌荒れの原因であるダメージにより、ターンオーバーの乱れやうるおい不足になりやすいのです。

お肌はおおまかに3つの層になっていると以前記事に書きました。

肌のくすみはファンデーションでごまかさない

ここからはお肌の大元である体について見ていきましょう。

漢方薬膳でみる冬の邪気

漢方薬膳の目線で見ても、冬は寒邪といって陰性の邪気が生じやすくなります。

これは縮まる・引き締まるという特徴を持ち、気血の流れを阻害し停滞させます。

あらゆる動きを止めてしまうため、臓器や運動機能が停滞し瘀血といった血行不良や湿といったじめっぽさが体内に起こりやすくなる上、むくみや消化器系等の不良が起こってくるのです。

常に風邪の初期状態にある、といえば分かりやすいでしょうか。

五臓六腑でいうと腎機能が特に弱まりますので、生命エネルギーも低下しやすく泌尿器系のトラブルも起こってきます。

陰陽五行と身体の関係

対策としては、季節のものである旬の食材をいただくこと。

そしてよく噛んで食べることです。

冬の食材は栄養たっぷりで体を温めるものが多く、臓器の働きの活発化を促してくれます。

あわせて、塩辛いもの(醤油や味噌など)を頂くことで腎機能のサポートが出来ます。

肌荒れしやすい冬の肌

どうしても外気が下がると、肌は冷えに傾きます。

これは仕方のないことですが、予防する方法はないのでしょうか?

 

先に上げたように、冬の食材を中心に3食きちんと、少なくても頂くこと。

温めるというと辛味を想像しますが、胃腸の弱い方にはかえって負担になりますのでお芋やお豆など胃の養生をしながら色味の濃い野菜やお肉、魚を選んでみましょう。

お肉で言えばもも肉よりも胸肉、魚で言えばサバよりもカツオなどです。

また、運動不足やストレス、疲れなどがあると自律神経も乱れがちになるので、体を動かして休めるというリズムをつけることも大切です。

女性はメイクするしないに関わらず、夜はきちんとクレンジングオイルで洗顔しましょう。

日中肌についた皮脂汚れを洗い流し、保湿をします。

そして、特に乾燥しやすい時期は、ローション化粧水と乳液の後にクリームをしてうるおいを閉じ込めてあげると翌朝もしっとりした肌になりますよ。

この時、コットンではなくて手で包み込むようにしてあげると手の温度が伝わり浸透しやすくなります。

顔を洗う時はごしごし洗いすぎても乾燥の原因になるので手で優しく、お湯ではなくぬるま湯で洗いましょう。

また、エステやリラクゼーションで肌の外側から動かしてあげるのもいいですね。

  1. 入浴や食事などを整えて体の芯から温めること
  2. 日中は紫外線から肌を守り、夜はしっかり洗顔し保湿ケアで水分量を保つ
  3. 睡眠をきちんととることと運動を心がけること
  4. 冷えを防ぐこと

この3つを参考に、冬の肌荒れ対策を試してみてください。

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研究員 巴

研究員 巴

するめオーナー美龍堂
秋田県出身。 やりたいと思ったことはまずやってみる。一度ハマるととことん突き進む猪突猛進型。 高校卒業後は専門学校へ。ゲームソフトクリエーター科へ進学する。プログラムからデザイン、シナリオ等幅広く2年学んだ後、就職先に選んだのはリラクゼーション業界。 人の体に触れるうちに、筋肉だけでなく人そのものに興味が湧き、心理学、薬膳、易やマヤ暦、陰陽五行なとを学ぶ。 2015年に独立起業し、メインのもみほぐしだけでなく、今までの経歴を活かしたパソコン関連のお悩み相談や薬膳や鑑定の依頼も受けている。 プライベートでは4児の母。だんよめにて夫婦でブログを更新中。 もう一つの事業として、やりたいを形にする本拠地プロジェクトも行っている。