水戸の美龍堂 からだ研究所の巴です。

給食の献立のメリットとは

家では小学生が二人、保育園が二人と子どもたちは平日の昼間はそれぞれ給食をいただいています。

毎月お便りが来るのですが、学校の給食も工夫をこらしているなぁと感心してしまいます。

給食

私の時は、スペシャル給食という特別な献立が学期末だったか学年末だったかにあったくらい。

普段はいたって普通の家庭料理だったと記憶しています。

 

それが、今は「世界の料理」というテーマで各国のメニューが取り入れられたり、私が見ても「コレどんな料理?」という献立があり非常に興味深いです。

献立が現代に合わせて変化している

私が小学校の頃は、土曜日は牛乳のみでしたが、中学校になるとそこにミルメークという小袋がついてきました。

揚げパンが登場したのもこの頃です。

高校生からは学食かお弁当になりましたが、みんなが学食という中、うちは母が毎回お弁当とおやつをもたせてくれました。

 

日本はご飯とおかずを口の中で合わせて食べるという独自のスタイルがありますね。

米+おかずでちょうどのバランスになるようにできているので、他の国に比べるとおかずの味付けは少し濃い目なのかなと思います。

単体で食べるのではなく、合わせてちょうどよくなるようにできている。

献立にはアレルギー表記と材料表記が徹底されているので調味料なども知ることができるのですが、味付けのベースはやはりおしょうゆですね。

年に一回ほど、親子給食会で給食を頂く機会があるのですが、子どもたちの食べ方を見ているとご飯を食べきるのに結構苦労しているなぁという印象があります。

海苔や何かがないと食べきれない。

三角食べなど推奨されていますが、少しのおかずでご飯を食べるというのはなかなか難しいようです。

学校給食のデメリット

学校給食は各自学校で作るところと、給食センターから配送されるところと様々ですが、きちんと時間になると温かいまま提供されるようになっています。

それに合わせて、学校がある日は毎日給食室で働く方が、朝は5時あるいは4時半など早い時間から準備して調理をしてくれます。

さらに、栄養士の方が偏りのないようにバランスを見ながら、なおかつ子供が食べやすい硬さや大きさになるようにと気を配ってくれています。

保育園や幼稚園などは、おやつは手作りというところもありますね。

本当に、頭が下がる思いです。

配膳

一方で、教育に関する最近の話題が「給食を残さず食べること」についてです。

小学生、また保育園では体の成長も食の好みもバラバラ。

好き嫌いが激しい子もいます。

 

それを無理やり一定量食べなければ休み時間なし、吐いても食べさせられるといったトラブルで度々話題になりますね。

牛乳やお肉など食生活にも家庭によりこだわりを持つことが増えた一方で「みんなと同じ食事を同じ量食べなくてはいけない」という今までの流れでいいのか?という疑問が湧いてきます。

先生たちも「残さず食べる」ことを重要視してしまうと、本来大事にしなくてはいけない食のありがたみからかけ離れてしまうといった本末転倒の話になってしまいます。

食育が進められる中、給食のあり方ももう一度考えなくてはいけないところにきているのかもしれません。

給食の前に食事を頂く大切さを知る

日本食といえば基本はお米。

米

遠い昔「飛脚」という馬並みの体力と脚力、タフさを誇っていた人たちもお米をベースにした食事があったからこそ可能だったといわれて言います。

なんと、約500キロを4日ほどで走れたとか!

 

500キロというと、私の実家の秋田と茨城を高速で走った片道分です。

飛脚だけでなく、庶民の食事は一汁一菜というシンプルなものだったそうですがなんとお米は一人1日5合は食べていたという話もあります。

食事の変化と体型の変化

今は糖質制限がブームになり、お米を食べない方も増えてきています。

>>ラーメンは太るってほんと?理由を知れば怖くない!薬膳で読み解く体との関係

 

少し昔にさかのぼって、江戸時代の皆の健康状態はどうだったのでしょうか?

写真や文献を見ると、非常にスリムでいわゆる細マッチョが多かったらしいです。

あれだけ食べてなぜ太らないの?と疑問が湧いてきますが、今のように機械がないのですべて手作業。

日々の生活が運動になっていたんでしょうね。

江戸の町並み

一方で、玄米から白米に変わったことで弊害もあったようで「脚気」に悩む人は多かったようです。

玄米の頃にとれていた栄養が、精米により不足してしまう。主にはビタミンB1がこれにあたります。

 

そう考えると、今の現代人の悩みである健康や体型維持に必要なのは食事の制限だけでなくて、運動の質や心に負担が来るストレスのほうが重要なのでは?と思ってしまいます。

給食を食べていれば安心?

戦後から始まった食の欧米化でバランスが崩れ始めています。

体のバランスが崩れているという事は心も崩れてくるということ。

もちろん口から入るもので体は作られていて、その体と心は繋がっています。

 

給食があるから家ではそんなにしっかり食べさせなくても~って思いがちですが、給食はあくまでサポートです。

「1年間、365日3食食べると仮定した児童の給食の割合ってどのくらいだと思いますか?」

 

正解は、1/5。

残りの4/5は学校外。つまり家庭での食事です。

意外にも給食の割合って少ないんですね。

その、学校外の食事が、全部お肉に偏ってたら?

油ものばかりだったら?

ダイエットのためにゼリーだけだとしたら?

外食だったとしたら?

 

・・・体もバランス崩れますよね。
考えるとちょっと怖いです。

 

給食はだいたい1食300円くらいと言われていますが、様々な調理法と工夫で誰でも食べやすい食事を子どもたちは安全な環境でみんなと一緒に食べることができる。

補食としてはメリットしかありません。

ただ、これをメインと思われてしまうといろんなバランスが崩れてくるのです。

給食は家庭の延長である

人間、「食欲」があればなんとかなる!

それほどに食欲って人間の基本的な欲求の中で一番シンプルで強いんです。

私は18歳で実家を離れましたが、母が心配したのはやっぱり「ちゃんと食べてる?」でした。

そして私も、子供たちが手を離れたときに親として一番心配なのは「ちゃんと食べてるのかな」だと思います。

子育て中は、そういった食事の大切差を伝えられる貴重な時間。

お弁当

コンビニは24時間空いていて、多少でもお金があれば飢えることはまずありません。

当たり前のように地域や季節に関係なく、様々な食材が並びます。

 

問題は、何を選ぶか?ということ。

大人である私達もそうです。

外食にしても、メニューを選ぶことができる。

その中で何を選択するのか。

 

くどいけど、何回も言います(笑

あなたは何を選びますか?